三社鼎談企画

掲載の写真は全て「パナソニック ショウルーム千葉」にて2024年9月に撮影

空彩の森 特別鼎談企画

住まいづくりと
「空彩の森」に込めた想い

本橋 利之

Think of maison & prêt-à-porter
(メゾン・エ・プレタポルテ)

代表取締役
本橋 利之

中村 丈織

株式会社
アイキョーホーム

専務取締役
中村 丈織

松川 武志

パナソニック
アーキスケルトンデザイン株式会社

代表取締役社長
松川 武志

地域密着で、その土地、その地域の特性を活かした住まいづくりにこだわるとともに、
安心安全な住まいづくりを掲げ、いち早くパナソニックとパートナーシップを結び、
テクノストラクチャー工法の建物を提供し続けてきたアイキョーホーム。
土気エリアの開放的で自然豊かなロケーション、広大な土地を活かし、
多彩なライフスタイルや豊かな時間・空間を提案する大型分譲一戸建てプロジェクト
「空彩の森」に込められた想いを、プロジェクトに深く携わる3者の特別対談でお届けします。

鼎談の様子
Point1

理想の「家」を叶える構造躯体

中村家というのは、安心して過ごせる場所であり、世界で一番居心地の良い場所であるべきだと私たちは考えています。ただ、雨風をしのぎ、寝食するための箱を作るのではなく、そこで過ごす時間が自由で、豊かな可能性に満ちたものであってほしい、「こんな風に過ごしたい」「こんなことができるんじゃないか」と暮らしのイメージが膨らむような住まいをお届けしたいと考えています。そのためにも、軽量かつ頑丈で、プランニングの自由度も叶えてくれる、パナソニックさんのテクノストラクチャーが必要不可欠となっています。

松川アイキョーホームさんは、テクノストラクチャーの提供開始当初から、パナソニック ビルダーズグループに加盟いただき、デザイン性や空間の拡張性という点で、技術だけでは補えない理想の「家」をカタチにするための様々なアイデア、視点をたくさん提供していただきました。実際に私たちが提供する技術や部材を使用していただき、ご指摘やご要望をいただくことで実現できる空間の自由度はさらに高まりました。

鼎談の様子
鼎談の様子

本橋家を考える時、どんなに面白いアイデア、素敵な空間をデザイン・設計したとしても、安心して暮らせる強度と設計とアイデアを叶えられる構造躯体がなければ、絵にかいた餅になってしまいます。そういう意味で、テクノストラクチャーは設計者にとっても、非常にありがたい存在です。決められた枠線の中に仕切りを入れるのではなく、どんな家具を置きたいのか、その家で暮らす人はどのように動いて、どんな風に過ごすのか、そのためにはどんな空間が必要なのか、内側から膨らませていく私の設計思想にもマッチしています。

Point2

「空彩の森」に込めた想い

鼎談の様子

中村現地を訪れ一番最初に私が思ったのは「空が広い」でした。そこに住む人が、色々な想いをもって、自分らしさを取り戻せる場所、住まいをお届けしたいという思いから「空彩の森(ソライロノモリ)」という名を付けました。都市と自然が共存する千葉エリアの魅力を詰め込んだような場所だからこそ、たとえば「今日はちょっと天気がいいから、緑や風を感じながら、自分の好きなことをしながら、コーヒーを飲もうか」という“ゆとり”ができると考えました。

鼎談の様子

本橋その“ゆとり”が人生を変えると思っています。私がやろうとしているのは、部分的なデザインやディテールではなく、家の中で家族がつながったりとか、コミュニケーションがもっと豊かになったりといった、空間の内側に生まれる人の営みまでも包括したデザインです。家族全員が心地よく居られる場所をつくるためには、相当なバランスを考えていかないとできません。そのバランスが整った家で過ごすことで、心にゆとりが生まれ、家族との関係性やお子様の心の成長にも好循環が生まれると考えています。

中村本橋先生の設計・デザインの思想に感銘を受け、いつか当社の住まいの設計・デザインをご依頼したいと考えていたなか、松川社長からご紹介いただき、念願のコラボレーションが実現しました。私たちも色々な要望や、非現実的と思えるようなフラッシュアイデアも含めて意見を出させていただいているのですが、それが見事にデザイン・設計に反映されるので、お打ち合わせの度に私もワクワクしております。

松川私たちは構造躯体を造る技術は持っていますが、家をデザインするノウハウはなかった中で、本橋先生にデザイン・設計をご依頼させていただいたのが最初でした。人が暮らして初めて建物が「家」になります。長らくテクノストラクチャーとともに歩み続けていただいているアイキョーホームさんと本橋先生が起こす化学反応により、どのような家が完成するのか、私も大変楽しみにしています。

鼎談の様子
Recreation Relux Rest Retreat 「Retreat」の4つ
Point2

4つのRのある暮らし

中村千葉エリアというのは、人と自然が心地よく共存できる豊かな環境と、アクセスや生活利便性、生活基盤がしっかりと整った、バランスがとれた丁度いい場所だと感じています。自然の中で乗馬やキャンプ、農体験を楽しんだり、美術館でアートに触れたり、色んな体験もできます。「空彩の森」が位置する土気には、そんな千葉エリアの魅力が詰まっています。住宅業界でよく耳にする言葉として「3R(Recreation、Relax、Rest)」がありますが、この魅力を余すことなく届けたいという想いから、私たちはさらに、自分らしさを保てる場所・空間・時間を表すもう一つのR(Retreat)を増やした「4つのR」を提案させていただいております。

本橋「体験を超える知識はない」と、私は思います。なので、これからは体験の時代になると考えています。実は一昨日、パリから帰ってきたのですが、「MAISON & OBJET (メゾン・エ・オブジェ)」という大規模なライフスタイル展に行ってきたのですが、世界中からバイヤーが集まり、大変盛況を博していました。ここにどれだけ人が集まるかが、私の中で「よい暮らしへの関心度」の指標になっています。コロナ禍で一度、生まれた断絶を乗り越えて、今一度、外へ出かけ、体験し、人とのつながりを持ちたい、そんな大きな熱量を感じました。4つのRを叶える土気の環境と響き合う体験が得られる、「空彩の森」という名を体現する「家」をデザインしたいと考えています。

松川構造あってのデザイン、デザインを実現するための構造ですので、デザインや色使いもバラバラになると、おそらく街自体の魅力、住まう方、地域にとっての価値も高くならないと思います。しっかりとしたコンセプトがあり、ロケーションに調和した住宅、これが街全体の価値向上につながっていくと思います。私たちは、そうしたコンセプトやデザインを実現していただけるように、これからも技術を磨いていきたいと思っています。

鼎談の様子

※パナソニック ショウルーム 千葉:「海浜幕張」駅より徒歩2分
※「土気」駅より「海浜幕張」駅へ/通勤時:直通34分、JR外房線利用/日中平常時:直通28分、JR外房線快速利用